2007年02月20日

【中国】動物愛護団体:ノラ猫それでも20万匹「虐待するな」(サーチナ中国情報局)





経済発展に伴って、中国でも動物愛護の機運が高まってきているらしく、旧来の価値意識との衝突が各所で見られるとともに、特にネットなどでは中国の動物関連のニュースが日本にも伝えられることが多くなってきていますが、サーチナ・中国情報局で北京の野良猫に関するニュースがありました。

 首都愛護動物協会(CAWA)はこのほど「北京市のノラ猫の生育状況に関する調査報告」を発表し、北京市にいるノラ猫は大方の見方よりもはるかに少ない20万匹程度であることを明らかにした。15日付で北京晩報が伝えた。

 同紙によると、北京市には約100万匹のノラ猫がいると紹介されることが多い。これに対して首都愛護動物協会は市内29カ所で調査した結果として、住宅街には約15万匹、病院や公園には約2万匹いるとの見方を示した。

 そしてノラ猫の駆除を求める声に対して「ノラ猫が激増しているという噂は不正確だ」「ノラ猫はねずみを駆除するのに効果的」と反論。またノラ猫は寿命が3年に満たないケースが多いとして、虐待しないよう求めている。


しかし、野良猫の平均寿命が3年に満たないとは厳しいですね。北京の冬は特に寒いですから、たしかに野良猫には過酷な環境だろうと思います。

2年前には、北京にペット墓地が出来て話題になりましたし、ペット医療費の高騰が話題になったりもしました(下記参照)。もっと動物愛護の意識が広まり、少しでも不幸な野良猫が減ることを祈るばかりです。

参考記事
中国でもペット墓地、お墓700元も数百匹眠る2005年9月21日、中国情報局ニュース

  北京市にペット専用の墓地が登場した。すでに数百匹が眠っているなどペットブームの中国で多くの消費者に受け入れられているようだ。19日付で人民日報が伝えた。

  北京博愛ペット埋葬サービスセンターはペットの火葬、埋葬、墓の設置などを行っている。料金は、火葬代が500−800元、骨つぼ代が300−1300元。面積3.5平方メートルの墓一式が700元で、20年間の使用権付きだ。

  北京市郊外の昌平区にある墓地には、犬、猫、ウサギを中心にすでに数百匹が眠っている。樹木が取り囲む豪華な墓には、「パパとママはあなたを永遠に愛しています」などといったメッセージが刻まれた墓碑が見られる。

  
ペットの火葬が始まったきっかけは新型肺炎SARSの流行だったという。公衆衛生に対する意識が高まり、死亡した野良犬などの火葬を民政部が許可した。それまで、飼い主はペットが慣れ親しんだ場所に土葬していたケースが多く、中にはゴミ箱に投棄されていたこともあった。

  民政部によると中国では、人間の埋葬に関する条例は存在するが、ペットの埋葬を対象とした法規は未整備だという。衛生上の理由から、火葬の義務化を求める獣医師もおり、今後、ペット墓地がさらに拡大することも予想される。


「ペット医療費が高騰」北京は5億元、法令も必要
(2005年8月17日中国情報局ニュース)

 中国でもペットブームが広がっているが、ペットにかかる医療費が増大。医療費の透明性拡大のために、法令整備を求める声も出てきた。15日付で中国新聞社が伝えた。

 北京市小動物保護協会によると、北京市で飼われている愛犬は100万匹をすでに突破し、1年間にかかる医療費の総額は5億元にも達している。

 中には咳をする愛犬をペット病院に連れていき、150元の治療費を請求されたが、実は5元程度の「干草片」を服用させれば治るケースもあったという。伝染病やウイルスに感染した愛犬を完治させるには、最低でも1500元が必要になるようだ。
  
 病院の開設には、診療証、経営証、動物検疫合格証が必要で、獣医師も審査通過が必須だが、薬代は政府のコントロールが及ばない放任状態。病院によって、医療費がまちまちになる原因のひとつとなっている。

 このほか、医療事故が発生したときに、事故の鑑定をどうするかという難題も浮上してきている。

 同協会では、「法令の真空地帯」だとして、関連法令と仲裁機構の整備を強く求めていくことにしている。




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2007年02月18日

同性愛雄羊を「ストレート化」? 研究が議論の的に(GAYJAPANNEWS)

 同性愛関連のニュースを取り扱っているGAYJAPANNEWS(2月14日)にて知りましたが、アメリカで、ある研究が大変問題になり議論を引き起こしているそうです。

 その研究とは、同性愛志向を持つ羊に、薬を投与して、その性的志向を変化させようという研究です。

 この研究に対して、動物愛護運動家が「研究のために羊を実験台にして殺すとは何事か」と批判、また同性愛者も研究の同性愛嫌悪に利用されかねないと批判し、さらに生命倫理研究者からも人間を操作する技術の危険性に対する批判が起きているとのことです。以下ニュースを引用します。

あるひとつの研究が世界で論争を呼んでいる。オレゴン健康科学大学のチャールズ・ロセリ博士らによって行われている実験が、「同性愛」という性的指向を根絶するかもしれないからだというのだ。

オレゴン健康科学大学の発表によると、同大学のチャールズ・ロセリ博士らのチームは、羊を用いて脳内の何がセクシャリティを決定するかの調査を行ってきた。研究チームはヘテロセクシャル、ホモセクシャル双方の雄羊と、雌羊の脳を解剖し、脳構造の違いを研究してきた。動物学者の間では動物の同性に対する性的指向は、決して珍しいことではない。以前GJNでもペンギンのニュースを紹介したが、羊の場合、大まかにいって8%の割合で、同性に性的指向をもつ羊がいるという。

研究の結果、羊の脳の視床下部にある神経細胞に大きな違いが見られたという。ヘテロセクシャルの雄羊は、ホモセクシャルの雄羊や雌羊と比べて、該当する神経細胞が大きいという。加えてヘテロセクシャルの雄羊の該当細胞にはアロマターゼ(芳香化酵素)が多く存在している。アロマターゼは、アンドロゲンホルモンが典型的な男性の性的行動を容易にすることができるように、テストテスロンをエストラジオールに変換する物質で、雌羊とホモセクシャルの雄羊ではこの値に差異がなかったという。研究チームは、これらの結果から、脳構造の違いとホルモンの生成工程がセクシャリティの決定に影響を与えているとの仮説を立て、羊に薬を投与し、その性的指向を変化させる研究を行っている。

そこで登場したのがPETA:動物の倫理的扱いを求める人々の会だ。PETAは、研究者たちがゲイの羊をストレートに変えるために、羊たちを殺し、解剖しているとこの研究を非難し、この研究に反対するPR活動を始めたのだ。PETAは動物擁護の功績が認められる一方で、その過激とも言える活動方法(毛皮を着ていた有名人にペンキをかけたり、KFCのまえで裸や水着で抗議活動を行ったり)のために、多方面から批判を受けている団体である。

さらにこの実験は同性愛者活動家からも批判を浴びている。テニスプレーヤーのマルチナ・ナブラチロワ氏は、「今この時代に、有名な大学でこのような同性愛嫌悪的で残酷な研究が行われていることは信じられない。多くの同性愛者がひどく傷つけられた。」と語り、Outrageでの活動を知られるピーター・タッチェル氏は「地球規模での(LGBT権利の)動きを無視した、いかにもアメリカらしい話だ。この研究結果は同性愛嫌悪的な組織に利用される危険性がある。」と批判する。

タッチェル氏のいう危険性を指摘しているのは、同性愛活動家だけではない。生命倫理学者の中にもそれらの危険を指摘する人が出始めている。グラスゴー・カレドニアン大学のユード・シュクレンク教授も、この危険性を指摘する。「この研究が同性愛嫌悪的だとは思わないが、これらの技術がイランのような社会の手に渡ることを想像してみてもらいたい。」。また生命倫理上の問題はさらに広がりつつある。この技術が人間に適応され、もし妊娠中の胎児の性的指向を確かめられるようになり、この技術を使って、両親が性的指向を変えることを望んだら・・・。人が神の真似をしていいのか?そんな言葉まで出始めている。

これらの批判に対し、この実験を行っているチャールズ・ロセリ博士は、「この実験はセクシャリティを変える薬をつく出すことが目的ではない。」とし、さらに人間のセクシャリティは羊のそれより複雑で、この研究が人間に適応できるなどというのは、妄想でしかないと反論する。この研究は2004年から5年計画で行われており、最終的な結論はまだ出ていない。

これらのやり取りをNYtimesやLondon Sunday Timesなどのメディアも取り上げ、騒ぎはブログの世界にまで飛び火している。Sunday Timesは記事の中で、「この実験は、生まれてくる子供が同性愛者になる機会を減らす、もしくはなくす治療を妊娠中の女性に与える日が来るかもしれないという可能性を浮かび上がらせた。専門家たちは、理論上は、母親にホルモン投与するような形での人間における「ストレート化」は、禁煙者がニコチン・パッチを肌に張るように、非常にシンプルに実現可能だろうと語る。」と、かなりショッキングな書き方をしている。

研究が未だ結論にいたっていない現時点で、同性愛羊を本当に「ストーレート化」できるのか、またそれらの技術を人間に転用できたらといった懸念が現実のものなのかどうか、判断するのは難しい。多くの意見が飛び交う中、ひとつ注目すべき記事がある。Time Magazine(Online)の記事だ。この記事の筆者John Cloud氏は、記事の中で自らを同性愛者とした上で、以下のように述べている。

「同性愛者たちはSunday Timesが書いたニコチンパッチのようなものが存在したらということを恐れているように見える。しかし遺伝子とホルモン、そして心理の複雑な組み合わせによって生み出される同性に対する指向は、あらゆる困難にも関わらず、何世紀も存在し続けてきたのだ。同性愛者はダーウィンの進化論にも、ナチスにも、「ウィル&グレイス」の下らない影響にも屈せず、生き残ってきたのだ。私はその小さなパッチが、雄羊が他の雄羊を求めなくなるような力を持っているとは思わない。」(編集:Sam)


 生命倫理の議論がまだ充分になされていない中で、遺伝子や脳に対する研究技術がどんどん進展しているのが今日の状況ですが、それにはやはり非常に危険な側面があるように思います。

 こうした問題に関して、より深い議論がなされていく必要がありそうですね。

関連文献:大上泰弘『動物実験の生命倫理―個体倫理から分子倫理へ』(東信堂)

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2007年02月15日

農作物被害でもサル捕獲を/むつ (東奥日報)

 下北半島ニホンザル対策評価科学委員会(委員長・大井徹森林総合研究所関西支所生物多様性研究グループ長)は八日、むつ市脇野沢地域交流センターで委員会を開いた。地元市町村からは、二〇〇七年度に策定作業を進める次期特定鳥獣保護管理計画に関し、農作物に被害を与えるサルも捕獲できるよう捕獲基準の見直しを求める声などが相次いだ。また、むつ市と風間浦村、佐井村が、来年度も問題個体の捕獲を申請する意向を示した。匹数について現在検討を進めている。

 委員会には県や市町村担当者ら約二十人が参加。委員は五人のうち、大井委員長と副委員長の東信行弘前大学農学生命科学部助教授を除く三人が出席した。会議に先立ち現地調査を行い、一月にサルの侵入被害を受けた脇野沢地区の民家や、昨年八月に女子児童がサルに囲まれケガをした現場などを視察したほか、集落近くに生息する群れの行動を確認した。

 本年度はこれまでに、むつ市が二匹、風間浦村と佐井村が各一匹を捕獲した。

 非公開の会議終了後、取材に応じた磯山隆幸委員は、地元から個体数増加と生息域拡大が顕著−との声が相次いだことを明らかにし「捕獲によって被害が減る効果はあったが、新たに人家侵入をするサルが出ている地区もある」と述べた。

 県自然保護課の矢田茂課長は、次期計画の策定に向け「農作物に被害を与えるサルの捕獲や、サル保護地域の設定なども視野に入れ(委員会で)十分検討していただきたい」と述べた。

※写真=ニホンザルの侵入被害を受けた民家を視察し、捕獲用の箱わなについて説明を受ける委員や市町村担当者(むつ市脇野沢)

2月9日東奥日報

関連書籍:渡辺邦夫著『ニホンザルによる農作物被害と保護管理』(東京大学出版会)

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2007年02月14日

サルには犬だ…農作物守る“追い払い犬”育成へ…兵庫(読売新聞)





 サルによる農作物の被害を食い止めようと、兵庫県は新年度、飼い犬を訓練し、サルを山に追い返す「サル追い払い犬」の育成に取り組むことを決めた。

 同県の山間部ではサル被害が深刻で、農業をやめる人もいるほど。県は「〈犬猿の仲〉という言葉もあるぐらいだから、きっと効果はあるはず」と期待を寄せる。

 県中央部に位置し、面積の8割が山林の神河町をモデル地区に指定し、同町内の飼い犬から10頭を募集。県が費用約250万円を負担し、警察犬訓練所に預けて約4か月訓練する。サルが出没した際は、付近の飼い主に連絡して、犬を出動させ、サルを追い払う。

 県によると、農作物の被害は2005年度、約1200万円。県森林動物共生室は「ほかの出没地域にも広め、『町に出ると犬に追われる』という意識をサルに植え付けられれば」としている。

2月14日読売新聞

関連書籍:室山泰之著『里のサルとつきあうには―野生動物の被害管理』(京都大学学術出版会)



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2007年02月13日

野良猫トラブル、解決のお助け 大阪府が仲裁員養成へ(朝日新聞)

 野良猫をめぐる住民同士のトラブルを解決しようと、大阪府が「猫紛争」専門の仲裁員を養成し、派遣する事業を始めることになった。えさを与える愛猫家と、汚物被害などに悩む住民との話し合いを仲裁員が仲介。えさやりのルールを決めたり、繁殖を防ぐための手術を施したりする共存策を提案する。動物愛護の専門家も「前例のないユニークな制度」として注目している。

 大阪府内の保健所や役所に寄せられる、野良猫の鳴き声や大小便に対する苦情や捨て猫の引き取り相談は年間約1万件(05年度)。全国では数十万件に上るとみられる。しかし、狂犬病予防法に基づき行政が捕獲できる野良犬と異なり、野良猫を捕獲する法的根拠がないため、保健所などはえさをやる人に注意を促す程度しかできない。

 府の新制度は、仲裁員の希望者を対象に、3回程度の養成講座を実施。獣医師らが猫の習性やトラブル解決の先進例について講義する。

 行政による野良猫トラブルの解決策としては、東京都が05年、紛争処理の方法をまとめたガイドブックを作成。えさやりの方法を決める▽専用トイレを設置する▽自治会の予算などで不妊去勢手術を施す――などの実例を示し、住民に配布している。大阪府でもこうした手法を参考にする。

 トラブルに悩む自治会役員や住民の参加も検討する。07年度中に20人程度の仲裁員を養成し、08年度から住民の依頼に応じて派遣。強制力はないが、双方の立場にたって解決策を提案する。

 動物行政に詳しい市民団体「地球生物会議ALIVE(アライブ)」の野上ふさ子代表は、「猫をめぐるトラブルの解決には、地域の住民全員がともに考える雰囲気づくりが大切。仲裁役を育てる取り組みが成功すれば、モデルケースになるだろう」と話す。(中山彰仁)

2月4日朝日新聞

関連書籍:山田タロウ著『うちのネコが訴えられました!?―実録ネコ裁判』(角川書店)

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2007年02月11日

駄菓子? ケーキ? 07年版犬のおやつに触れる(ExciteBit)

最近、ますます犬のおやつ業界が盛んだ。

ペットショップによると、ここ数年で売り上げは右肩上がり。特に、昔は客層から外れていた中高年男性の購入者が増えているのだとか。
「愛犬の喜ぶ姿を見ると仕事での疲れも癒され、夫婦仲も良くなる気がする」とは、愛犬家男性の言葉だが、何はともあれ家族の一員である愛犬に美味しく安全なおやつを与えたい。そんな親心から、おやつ業界は大変なことになっているらしい。

最新の犬のおやつ事情は、どうなっているのか。

まずは入門編。お手軽おやつとして目に止まったのが「Dog Chops」
これはあめ玉のような本体に白い棒を取り付けた、チュッパチャプスを彷彿とさせる駄菓子系のおやつである。
本体部分は鶏ささみのジャーキーを球体にまとめたもの。棒部分は歯磨き効果のある牛皮のガム……と、パッケージ以外捨てるところがない、というのがエコロジー。
販売されているのは“株式会社わんわん”さんだ。
なぜこんな可愛い形になったのか伺ってみたところ、「こんな商品があれば面白いな、という遊び半分でした」とのお言葉。
味などの追求はもちろんだが「一番の目的は飼い主さんの買い物が楽しくなるように」、と「楽しい」を全面に押し出した商品である。
ちなみに味はアボガド風味、ミルク風味、トマト風味、さつまいも風味が並び、その中でも人気はスタンダードなミルク味だそう。
ちなみに「Dog Chops」に新味としてチーズ味も登場予定。さらに「駄菓子」的なおやつも鋭意開発中ということで、その詳細は春には明らかにされるそうだ。

愛犬と記念日をお祝いしたいと言う人は、ケーキはいかがだろうか?
“リボン食品株式会社”さんが手がけるその名も、「わんこケーキ」。先の「Dog Chops」が駄菓子系なら、こちらは洋菓子系だ。

種類は「わんこのかぼちゃロールケーキ」「わんこのさつまいもモンブラン」など。ショーケースに並ぶ様子は、人間用のケーキとなんら変わりない。

一番の人気は「わんこのヨーグルトチーズケーキ」ということで、犬界でもヘルシーブームの予感である。
しかしケーキの中身は、犬の体に問題の無いオリゴ糖を使用。見た目の華やかさに反して、慎重に作られた一品だ。
犬用の味付けゆえ薄味だが、飼い主が食べても大丈夫。犬と一緒に味わえるおやつなのだ。
しかし糖分を控えなければならないため「普通のケーキのように膨らまない」や「割れてしまう」といった、開発における苦労もあったと聞く。

たかがおやつ、されどおやつ。飼い主だけではなく開発陣の情熱も加わり、犬のおやつ界はますますヒートアップしそうだ。

ただしおやつばかり大量に与えられたため、生活習慣病になった犬が最近多いと、町の獣医さんは言う。
食べる姿が可愛いと言っても病気になってしまっては本末転倒。与えすぎにはご注意を。
(のなかなおみ)

ExciteBit1月30日

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2007年02月10日

野犬:悲痛な叫び 首にワイヤロープ、狩猟用わな?でけが 阿南保健所が保護 /徳島(毎日新聞)

 ◇「崖っぷち」の次は「首にワイヤロープ」
 首に巻き付いたワイヤロープでけがをした野犬が1日夜、阿南市羽ノ浦町古毛で保護された。誤って狩猟用のわなにかかったらしく、阿南保健所の職員が応急処置したうえ、治療のため県動物愛護管理センター(神山町)に移送した。【加藤明子】
 体長約1メートルの雄で3歳前後。住民によると、3週間前から首にワイヤが食い込み、皮膚が破れて血がにじんだ状態だった。ワイヤは直径約5ミリ、シカやイノシシを捕獲するくくりわなの一部とみられる。犬はわなにかかったものの、ワイヤをひきちぎって自力で脱出したらしい。獣医が診察したところ、のどの辺りに幅約2センチ、深さ1センチの裂傷があった。
 昨年11月、徳島市の眉山ふもとで、雌の子犬が保護され、『崖(がけ)っぷち犬』として全国のお茶の間の注目を集めたこともあり、同保健所には「可哀そうなので、『崖っぷち犬』のように保護してあげて」という電話が相次いだ。同保健所は犬が姿を見せる資材置き場など3カ所に、3台のおりを設置。1日午後8時ごろ、餌を食べに山から下りてきたところを麻酔で眠らせ、保護した。
 子犬のころから餌を与えていたという近くのトラック運転手、松下董さん(58)は「治療を受けられて良かった。手に収まるほどこまい時から知ってる。引き取って飼いたい」とほっとした表情。同保健所は治療が済んでから、松下さんに引き渡す方針。
 同保健所は「農作物を荒らしたり、子どもにかみ付いた野犬の捕獲はよくあるが、保護するのは異例。住民の関心も高く、動物愛護の観点で保護した」と話している。

毎日新聞2月3日朝刊

関連書籍:桑原崇寿『3本足のタロー―なぜ、ボク捨てられたの?』(ハート出版)

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差別的言葉は撤廃、日本産魚類32種類の和名を改名(読売新聞)

 日本魚類学会(松浦啓一会長)は1日、差別的な言葉を含んだ日本産魚類32種類の標準和名を改名したと発表した。

 差別語を使った標準和名はほかの動植物にもあるが、学会として網羅的に改名したのは初めて。

 今回改名したのは日本産魚類約3900種のうち、バカ、イザリ、メクラ、セッパリなど、同学会が差別的と判断した九つの語を含む魚32種。例えば「メクラウナギ」は「ホソヌタウナギ」に、「ミツクチゲンゲ」は「ウサゲンゲ」と改名された。同じ言葉が「種」より上位の「属」「科」などの分類単位に使われている例も19例あり、これらも改名した。

 標準和名は、ラテン語で表記する世界共通の学名と別に、国内で学術目的に使う日本語名。一般になじみのない学名の短所を補って、生物の研究や普及に役立ってきた。

2月1日読売新聞

関連書籍:青木淳一・奥谷喬司・松浦啓一編著『虫の名、貝の名、魚の名―和名にまつわる話題』(東海大学出版会)

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2007年02月08日

熊本評論:捨て犬の運命は /熊本(毎日新聞)

 山の急斜面で動けなくなっているところを助けられたから「崖(がけ)っぷち犬」。誰が言い出したのか知らないが、何ともうまいネーミングである。
 救出劇がテレビ中継されて注目を集めた「崖っぷち犬」は先月28日、飼い主が決まり引き取られた。「リンリン」と名付けられたという。気の滅入るニュースが多い中、何かほっとする話題である。
 ところが、そんな気分がぶち壊しになるような話を耳にした。「崖っぷち犬」のような例は一握りで、自治体に捕獲・保護された犬のほとんどは殺処分の運命をたどるというのだ。環境省に尋ねると、本当だった。引き取り手が現れないためである。05年度の全国の生存率はわずか6%という。
 捕獲・保護される犬はどれくらいいるのだろうか。インターネットで調べると、02年度の数字で20万匹余りとあった。3年の差を承知で単純計算すると、18万8000匹が殺処分されていることになる。「崖っぷち犬」救出劇の陰に、こんな現実があったとは。
 捕獲・保護されるのは飼い主の都合で捨てられた犬が大部分だ。飼い主とはぐれたり、逃げ出した迷い犬もいるが、飼育放棄された犬がほとんど。引っ越しの時に捨てたり、「飼えなくなった」と保健所に持ってくるケースもある。飼い主のエゴが殺処分につながっているのだ。
 それにしても生存率6%はひどい。何とかならないものかと調べてみると、生存率が何と63%(05年度)の自治体があった。熊本市である。
 同市の特徴は、犬を保護したら市のホームページで告知し、動物愛護団体の協力を得て新たな飼い主を探す会を積極的に開いていることだ。法律で定められた保護期間は2日間だが、市の場合はペットとして飼えるかどうか1週間ほど観察し、大丈夫と判断したら粘り強く引き取り手を探すという。
 「保護して世話すると、飼い主を何とか見つけてやりたいと思うのは人情でしょ」と市動物愛護センター。生存率が高い要因はホームページによる告知で開設した02年から上昇してきたという。
 犬の捕獲・保護件数は減少傾向にあるが、それでも多くの犬が殺処分されている。どうしたら減らせるか。第一義的には飼い主のモラル向上にあるが、熊本市が教えるように、行政にも検討すべき点があるはずだ。<熊本支局長・柴田種明>

毎日新聞2月5日朝刊

関連書籍:渡辺真子著『捨て犬を救う街』(角川書店)

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■野良猫対策に”待った”(三陸河北新報)

動物愛護団体「虐待につながる」
東松島市 ちらし配布、捕獲器貸与/


 「野良猫に餌を与えないで」と呼び掛けて市内全戸にちらしを配布した東松島市の対策に、NPO法人アニマルクラブ(石巻市、阿部智子代表)など動物愛護団体から反発の声が上がっている。市は野良猫の捕獲器の貸し出しもしていて、「まるで動物の虐待」「殺処分を積極的に進めている」と見直しを求める意見書を二十五日までに市に提出した。野良猫に対する苦情が増大しているという市は「苦情に対処しようとしただけなのに」と困惑している。

 東松島市生活環境課によると、増加する住民の苦情に対応するため、野良猫対策のちらしを作製。昨年十月に環境衛生推進員などを通じて市内の全戸に配布した。

 ちらしは野良猫による「ふん害」、悪臭、鳴き声の苦情が増えている現状を知らせ、近所に迷惑を掛けないために「野良猫に餌を与えないでください」と呼び掛けている。

 同課は「かわいそうだと安易に餌を与えることで、野良猫が大量に増えてしまう原因になる。野良猫に迷惑している事例が実際にあるから、住民に慎んでほしいことをストレートに分かりやすく表現した」と、ちらしの趣旨を説明する。

 これに対して、動物愛護団体は「餌を与えている人をひとくくりに悪者にしている」「餌を与えないで駆除すればいいのか」と指摘する。同課は「表現に問題があるのだとすれば、内容的には再検討したい」としている。

 ちらしでは野良猫に対して「野良犬と違って(行政側が)法的に措置できない」として、市が貸し出す捕獲器で対応する方法を掲載。捕獲した猫は毎月第三水曜に引き取ることも紹介している。

 住民による捕獲行為をアニマルクラブは「猫の無制限な殺処分につながりかねない。短絡的で野蛮」と批判している。しかし、捕獲器の貸し出しが順番待ちになるほど住民から高いニーズがあるといい、同課は今のところ見直す考えはない。

 アニマルクラブの阿部代表は「かわいそうな犬猫の命を守るために、いろいろな努力を積み重ねている人たちがいる。野良猫を『地域猫』にして共生しようという試みもある。そういうことを理解してもらいながら市の方策を考え直してほしい」と話し、まず行政側と話し合いの場を持つことを望んでいる。

1月26日三陸河北新報

関連書籍:
小林照幸著『ドリームボックス―殺されてゆくペットたち』(毎日新聞社)

猫の手帖編集部編『小さな命を私は救いたい―動物愛護運動・8の方法』(どうぶつ出版)

池田まき子著『3日の命を救われた犬ウルフ―殺処分の運命からアイドルになった白いハスキー』(ハート出版)
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